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  • 執筆者の写真ESTA メディカルフィットネス

高血圧(服薬のある方)が運動するときに注意すること

更新日:2022年11月29日


今までのブログで、

高血圧の方に効果的な運動の仕方などを

書いてきました📝



今日は少し専門的な話になりますが、

高血圧で服薬されている方が運動するときに

注意したい点をお話ししたいと思います✋



高血圧のお薬には以下のような種類があります


  1. カルシウム拮抗薬

  2. ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

  3. ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬

  4. 利尿薬

  5. β遮断薬


運動に関連性の高い副作用としては、

以下のような副作用があります

(すべての副作用ではありません)



「カルシウム拮抗薬」

頻脈(ノルバスク、アムロジンなど)、徐脈(ヘルベッサー、ワソラン)、頭痛、動悸、低血圧、むくみ


「利尿薬」

低カリウム血症、低ナトリウム血症、耐糖能低下、高中性脂肪血症


「β遮断薬」

徐脈



ですので、お薬の種類に応じて

運動の種目や、

運動時の負荷の設定に注意が必要な場合があります❗️



β遮断薬やカルシウム拮抗薬(ヘルベッサー、ワソラン)服用下では、

運動時の心拍数の上昇が抑えられます↘️



ですので、心拍数(脈拍数)を基準とした運動強度の設定は、

過負荷になってしまう危険性があります



そのようなときは、

修正ボルグスケールや

トークテストなどにより

運動強度を考えた方が良いです🙆‍♂️



またカルシウム拮抗薬や利尿薬は、

運動終了後に

運動誘発性低血圧」を起こすことがあるので、

急に運動を終了せず、

クールダウンをしっかりと行うことが大切です👆



利尿薬服用の場合は、

高温多湿の環境下での運動時に脱水に注意しましょう



以上のように、

薬の種類によって

運動中に色々な副作用が考えられます



運動前の血圧測定を必ず行い、

運動中も顔色や体調の変化に十分に留意しましょう❗️



当然ですが、

高血圧で服薬のある方は、

運動を始める前に主治医に

注意する点を聞き、

健康運動指導士など専門資格を持ったトレーナーに

運動メニューを作成してもらいましょう



運動は安全に行えてこそ、

長続きができ、

その結果、降圧や減量などの効果が得られますね



MEDICAL FITNESS ESTAでは、

お客様一人ひとりの体調に合わせてトレーニングメニューを考えますので、

「運動したことがない」

「できるか心配」

といった方でも

安心してトレーニングを行っていただます。



体験トレーニング(30分3,300円※)はこちらから

(※クリニックの患者様は無料です。)







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